任意整理をしたらもう一生お金を借り入れできない?
こんにちは。
ホーチミンからハノイへ移動してきました。
今の気温は20度ほど。ホーチミンでは最高気温が30度前後だったため、10度以上の差があり、かなり肌寒く感じます。
ホーチミンは北緯10度前後、ハノイは北緯20度ほど。
ベトナムは南北に非常に長い国なので、気温差が大きいのも納得です。
日本でいえば、大阪が北緯34度、札幌で43度ほど。
地形の違いはありますが、緯度が10度違えば気候もかなり変わるのは当然ですね。
ひとまず、風邪をひかないよう気をつけたいと思います。
◾️ 今日のテーマ
本日はショート動画・TikTokで取り上げた
「任意整理をしたら、もう一生お金を借入できないのか?」
について、もう少し詳しくお話ししていきます。
結論:一生借りられないわけではありません
まず結論から申し上げると、
任意整理をしたからといって、一生お金を借りられないということはありません。
ただし、
5年〜10年ほどは新規借入が難しくなる可能性が高い
という点は押さえておく必要があります。
任意整理をすると「事故情報」として登録される
任意整理をご依頼いただくと、返済が完了するまでの間、そして完済してから約5年間、以下の信用情報機関に「事故情報」として登録されます。
【主な信用情報機関】
JICC(日本信用情報機構)
消費者金融、クレジットカード会社、信販会社などが加盟
CIC(株式会社シー・アイ・シー)
クレジットカード会社、割賦販売会社、消費者ローン会社などが加盟
KSC(全国銀行個人信用情報センター)
銀行、信用金庫、労働金庫などが加盟
これらの機関に事故情報が残っている期間は、どの金融会社も審査の際に確認するため、借入・クレジットカードの作成は極めて難しくなります。
ただし「絶対に借りられない」というわけではない
ここが誤解されやすい点ですが、
事故情報が残っている期間でも、100%借入不可というわけではありません。
実際に、
- 新規顧客を積極的に募集しているクレジットカード会社
- 審査基準が比較的ゆるい事業者
- 一部の金融会社
では、任意整理後でも契約できた、という方もおられます。
特に、クレジットカードのショッピング枠のみ契約できたケースや、
キャッシング枠がついたケースもあります。
ただしこれは例外的であり、安易に期待しすぎるのは危険です。
小規模業者(街金等)は注意が必要
一方で、いわゆる小規模な金融業者(街金など)は、審査が非常にゆるい場合もありますが、そのぶん 督促が厳しい、返済条件が重い 可能性があります。
なぜ貸してくれるのか?
→ 回収できる自信(方法)があるから とも言えます。
もちろん全ての業者というわけではありませんが、任意整理後で借入ができた場合は慎重な判断が必要です。
借入以外の選択肢:デビットカードの活用
借入が難しい期間は、
デビットカードの活用をおすすめしています。
- デビットカードは、口座残高以内のみ使用可能
- つまり、使いすぎ・キャッシングが発生しない
- イレギュラーな支出にも強く、自己管理がしやすい
実は私自身も、クレジットカードよりデビットカードのほうを日常的に使っています。
どうしても資金が必要な場合は?
どうしても資金が必要な場合は、
- ご家族名義で借入できないか
- 一時的に生活費をサポートしてもらえないか
- 任意整理の返済計画自体を見直せないか
など、別の方法も考えることができます。
まとめ
- 任意整理をしても、一生借入できないわけではない
- ただし、完済後5年〜10年ほどは借入が難しい
- 小規模業者からの借入は、条件・督促が厳しい可能性があり注意
- 借入ではなく、デビットカードの利用など代替手段も有効
- どうしても借入が必要な場合は、家族名義など別の選択肢もある
任意整理後の生活再建は「計画性」が命です。
焦らず、自分に合った方法を選んでいきましょう。
ご相談はこちら
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アイル総合司法書士事務所
一緒に “サイムハナイ(316871)” な生活 を目指していきましょう。





