任意整理をするとクレジットカードはどうなりますか?
こんにちは。
一気に寒くなり、秋も終わり、冬の足音が聞こえてきましたね。
私も今日からマフラーを引っぱり出し、通勤中に巻きながら歩いています。
さて今回は、先日YouTubeショート動画やTikTokにアップした
「任意整理をするとクレジットカードはどうなりますか?」
というテーマについて、ブログで詳しくお話しします。
任意整理をするとカードは止まる?まずは結論から
任意整理をご依頼いただくと、最初に**「受任通知」**という書面を、対象のカード会社や貸金業者へ送ります。
これは、
「この方は当事務所に依頼して任意整理を開始しました」
というお知らせです。
この受任通知が届くと、相手側は
- 代理人がついた
- 今後は事務所を通じてやり取り
と判断するため、
手続き対象になった会社のクレジットカードは基本的に利用停止になります。
では、他社のカードも止まるのか
ここがよくある質問です。
「対象にしていない他のカードも使えなくなりますか?」
結論としては、
止まってしまう可能性が高い
という回答になります。
なぜ他社カードまで止まるのか?
受任通知が届くと、カード会社は信用情報機関へ
・「この方には代理人がついて任意整理中」
という記録を載せます。
信用情報は、ほとんどの金融機関が確認できるため、
- 「返済に不安があるかもしれない」
- 「リスクが高いかもしれない」
と判断されると、
新たなカード利用・更新ができなくなる=停止になる可能性が高いという仕組みです。
ただし、例外もあります
ここで2つ大事なポイントを補足します。
①止めるかどうかは、各会社の判断
長年取引を続けていて返済も問題なく行われていた場合、
- 「今回はたまたま返済遅れただけかもしれない」
- 「この方なら大丈夫だろう」
と判断して、カードが継続できるケースもあります。
実際、当事務所のご依頼者様で、
17年前に1社だけ任意整理の対象にしなかったカードが、今も普通に使えている
という例もありました。
このような例は、長くご依頼を頂いているとチラホラ見受けられます。
もちろん珍しいケースですが、
“絶対に全部止まる”というわけではありません。
②すぐには止まりません
任意整理を始めた瞬間に、他社カードが止まるわけではありません。
信用情報が更新され、それをカード会社がチェックしたタイミングで初めて止まる可能性が出てきます。
つまり、
任意整理した=翌日から全部使えなくなる
ということではありません。
では、今後クレジットカードは作れない?
結論としては、
信用情報に記録が残っている間は、基本的には新しいカードは作れません。
カードの審査では必ず信用情報を確認するためです。
いつまで記録は残る?
安心していただきたいのですが、
✅完済してから 5年 が経過すると、信用情報は削除されます。
つまり、
- 5〜10年で信用情報が回復
- その後はカードを作れる可能性が高い
ということです。
※もし、信用情報に記録が残っている状態で簡単にカードが作れてしまう場合、
逆に「その会社は大丈夫なのか?」と不安に感じることもあります。
ご相談は無料で受け付けています
任意整理=すべて終わり、ではありません。
状況によってできることは必ずあります。
- 他社カードは止まるのか不安
- 今の状況で任意整理すべきか迷っている
- 家族に知られたくない
- 相談だけしたい
どんな内容でも大丈夫です。
無理に手続きをすすめることはありませんので、ご安心ください。
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アイル総合司法書士事務所
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